ハーグ散策(2)
月曜日, 8月 30th, 2010そもそもハーグの概略について紹介しておきます。オランダの首都はアムステルダムですが、政治の中枢機関はハーグにあります。女王陛下もハーグに住んでおられます。人口は約50万人ほどの街だそうで政治の中枢機関があるわりにはそれほど大きな街ではありませんが、王宮もあるせいか格式を感じます。
アムステルダムからは電車で約50分、アムステルダム(スキポール)国際空港からは30分くらいのところにある。近くにScheveningen(スヘフェニンゲン。世界珍名などでよくスケベニンゲンと言われ取り上げられる)という砂浜があり、北海に面しています。街中はトラムという路面電車がめぐり、市民の重要な足となっています。アムステルダムにも王宮があるそうですが、陛下はこちらに居られるそうだ。
左:Haag Centraal駅ビル。ハーグにはもう一つ大きなHaag HSという駅があるが、アムステルダムやスキポール空港へは、学校から近いこともありこちらの駅を利用することが多い。右:街中を走るとラム。
昨日歩いたところはクラシックな街並が続いていたが、今日は反対方向に出てみた。こちらはハーグ・セントラル駅に近く繁華街になっているようで、デパートや電気店などが沢山ある。今日は日曜日で朝はミサの関係なのかどこも開くのが12時から。朝から張り切って出掛けたのにスーパーしか開いていない。街中もほとんど人は出ていない。マーケットなどの様子を探りながら、どこに何があるのか、どんな雰囲気なのかを探して行く。旅行だったら行き当たりばったりでも良いけど、一年暮らすとなるとどこに何があるかは知っておきたい。いろいろと探してみるが、街に出ている看板はほとんどオランダ語で、パッと見ただけでは何を書いているのかさっぱり分からない。中の様子と外の看板をリンクさせて憶えて行った。こりゃちょっと時間がかかりそうかな。
左:日曜日の11時頃。ガラーんとしたハーグ中心街。人が入らないように撮っているのではなく、日曜日はお昼過ぎまで人がいない。右:ハーグの中心には高層ビルも建っている。
翌日は午前中は日本大使館へ在留届やアポスティーユ付きの戸籍謄本の英訳などを引き取りに行った。在オランダ日本大使館は国際司法裁判所近くにあり、周囲は他国の大使館が並んでいる。中心から少し離れているので、周囲も住宅地が多く静かな場所にある。
左:住宅街はレンガ造りの街並。右:途中で見つけたローマ数字。1000(M)+500(D)+300(CCC)+50(L)+40(XXXX)+3(III)=1893
左:在オランダ日本大使館。右:日本大使館向かいには国際司法裁判所があります。
毎日降ったりやんだりの日が続く。雨が降り出すと急に気温が下がり、日が出ると温かくなる。雲の流れは早くコロコロと変わる天気に上着を着たり脱いだり傘をさしたりしまったりと忙しい。